「看護師は生涯学習し続ける必要がある」看護の専門学校や、身近に話を聞ける看護師の人がいるのなら、そんな言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
とはいえ、夜勤もこなしながら昼夜忙しく働いている看護師がいつ、どのように勉強しているのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
そもそも看護師にどんな知識が必要なのか、具体的にはよくわからないと感じている人もいるかもしれません。

現役看護師は日々患者と向き合い、患者の命に関わる仕事をしています。
その過程で、自らが行なう看護に根拠と自信をもって取り組めるようにするための勉強は必要不可欠です。
医療の進歩は目覚ましいものがあり、それに伴い患者には従来通りではなく、最新のエビデンスのある看護を提供する必要が出てきます。
勉強方法としては、現役看護師であれば職場が製薬会社や医療機器の会社を呼び、院内研修を開催してくれることもあるので、それらに参加することができます。
また院外研修のお知らせも職場に届くので、場合によっては自分の休日を使うことにはなりますが、それらへの参加でも勉強することが可能です。
また個人で学びを深めたいときは、看護雑誌や既存のインターネットで公開されている看護研究の原著論文を読むことでも比較的信頼度の高い情報を手に入れることができます。
その上で最もおすすめの勉強方法は、信頼できる上司や先輩に助言を仰ぎ、不足分を上述のようなやり方で学ぶということでしょう。